子どもの成長に合わせて、そろそろ子ども用の椅子を用意してあげたいと思っていませんか?
2歳、3歳になると、遊びやお絵かき、お食事など、テーブルに座って過ごす時間がどんどん増えていきます。
そんな時、ちょうど良い子ども用椅子があれば、ママも子どももストレスなく過ごせますよね。
でも、実際に探し始めると「どんな椅子がいいの?」「転倒しない?」「長く使える?」など、いろいろな不安が出てくるものです。
私自身、子ども2人の育児をしていて、2度椅子選びをした経験があります。
そんなママ目線で、安心して選べる子ども用椅子をご紹介します。
こんなお悩みを持つママに向けて、2・3歳〜向けのおすすめ子ども用椅子を●点ピックアップ!
それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説し、失敗しない選び方のポイントもお伝えします。
さらに「どんなシーンで使う?」「どんな高さやサイズが合うの?」といったママが気になる疑問にもお答えします。
安全性や座り心地、使いやすさはもちろん、インテリアに馴染むデザインやお手入れのしやすさも大切なポイントですよね。
子どもにとって「自分の椅子ができた!」という嬉しい気持ちは、ママにとっても大きな幸せです。
椅子選びを通じて、子どもの成長や自立心をサポートできるお手伝いができたら嬉しいです。
2・3歳に子ども用椅子が必要な理由とは?
正しい姿勢で集中力UP
子どもがすぐ立ち上がってしまう…そんな悩み、ありませんか?
子ども用椅子は姿勢を整える大切な役割を担っています。
体に合わない椅子では、姿勢が崩れやすく、集中力が続かないことも。
呼吸もしやすく、食事やお絵かきに集中しやすい椅子を選びましょう。
食事の自立を促す
子ども用椅子は、食事の自立を促す大切なステップです。
足が床につき、テーブルの高さに合う椅子を使うことで、子どもは安定した姿勢で食事ができます。
また、「自分で座って食べる」という習慣は、子どものやる気や自信を育てるポイント。
ママの手助けが少しずつ減ることで、子どもの「自分でできた!」という達成感も大きくなります。
椅子選びで、楽しい食事タイムをサポートしていきましょう!
食べこぼしや掃除の負担を減らせる
身体に合った子ども用椅子を使うことで、食べこぼしや掃除の負担を減らせることもあります。
事実、座面の高さや安定感がある椅子を選ぶことで、子どもがしっかり座れて、食事中の食べこぼしが減少しました。
食べこぼしのストレスを減らすため、毎日の食事タイムをもっと楽しくラクにするためにも、子どもに合った椅子を選ぶようにしましょう。
子どもの自己肯定感を育てる
「自分専用の椅子がある」というだけで、子どもの気持ちがぐんと高まり、自己肯定感を育む大事な一歩となります。
子ども用椅子は、単なる家具ではなく「自分専用の場所」として、子どもの自己肯定感を育てる役割も果たします。
お気に入りの椅子ができると「自分の椅子に座る」というちょっとした自立心が芽生えます。
座りやすさや色など、子ども自身が気に入ったものを選ぶことで「これは私の椅子!」という特別感も生まれます。
子育て環境が整って、ママの心に余裕が生まれる
「子どもが自分で座れる椅子」を選ぶと、ママパパが座らせる手間が減ります。
「子どもが姿勢正しく作業しやすい椅子」を選ぶと、自分でご飯を食べることができるなど、「ママパパやって」が減り、気持ちにゆとりを持つことにつながります。
1つ2つのイライラが減るだけでも、子育てをより楽しく感じることにつながります。
「ちゃんと座ってくれて助かる!」と感じる場面が増やし、心に余裕が持てる椅子選びは重要です。
キッズチェア、どんな時に使う?
食事タイム(朝ごはん・お昼ご飯・おやつ・夕食)
朝ごはん、お昼ごはん、おやつ、夕食と、一日に何度も座る機会があります。
保育園に通ってるお子さんであっても、朝ごはんと晩御飯、1日2回は座る機会があります。
食事や遊びの時間を楽しく、安心して過ごせるように、お子さんに合ったお気に入りの一脚を見つけることが大事です。
お絵かき・工作・お勉強タイム
お絵かきや工作をする時間にも、安定感のある椅子が大活躍します。
2歳・3歳頃は好奇心がぐっと育つ時期。椅子にしっかり座れると、色鉛筆やクレヨンを使う手元も安定し、作品づくりに集中できます。
椅子の座面や足置きが調節できるタイプなら、長い時間でも疲れにくく、楽しい時間をサポートしてくれます。
おうち時間をもっと楽しくする椅子選び、ぜひ意識してみてくださいね。
兄弟がいる家庭ならではの使い方も
兄弟がいる家庭では、子ども用椅子が大活躍します。
上の子には「自分専用の椅子」ができることで、自立心や特別感がぐっと育ちます。
お絵かきや工作、遊びタイムには、細かなものやハサミなど、口に入れがちな危ないものを扱うこともあります。
自分で座れる椅子を用意しておくと、下の子が触れないテーブルの上で、自分で遊ぶことができます。
安心して遊びに集中でき、上の子もほっと一安心。
また、年子や双子など、年齢の近い兄弟がいるならばケンカしないようにおそろいの椅子を使うのも1つです。
仲良く座る習慣が自然にできあがります。家族みんなで楽しく使える椅子を選びましょう。
【2・3歳ママ向け】キッズハイチェアの選び方5つのポイント
子ども用椅子選びは、子どもの成長や快適さを考える上でとても大切です。
特に2歳・3歳頃は、しっかり座れる環境が集中力を育てる時期。
ここでは、ママ目線で「失敗しない選び方のポイント」を5つにまとめました。
耐荷重量が重いものが安全で安心
2・3歳になると、0歳や1歳の頃よりもしっかり座れるようになりますが、まだまだ安心はできません。例えば、座っている途中で立ち上がったり、降りるときに椅子の上で立ち上がってしまったりすることも多く、思わぬ転倒やケガのリスクがあります。
そのため、子ども用椅子は何よりも「安全性」を第一に考えることが大切です。特に、ぐらつかない安定感と倒れにくい構造は欠かせません。選ぶ際は、耐久性の目安として耐荷重(体重)を確認しましょう。「大人も座れる」と記載があるタイプは、しっかりとした作りで安心です。
足置きが大きい椅子
足置きが広めでしっかりしている椅子は、子どもが自分で安心して上り下りするときの支えになります。
足置きが大きい椅子の場合、2歳後半~3歳くらいになると自分で座れるようになります。
踏み外しを防ぐためにも、足をしっかり乗せられる大きさかどうかチェックしましょう。
座面・足置きの高さ調整ができるかどうか
成長に合わせて高さを変えられる椅子は、長く使用することができます。
子ども用椅子を選ぶときに大切なのが、座面や足置きの高さ調整ができるかどうかです。子どもは成長が早く、あっという間に体のサイズが変わります。座面や足置きの高さを調整できる椅子なら、身体に合った姿勢を保てるので、長く使うことができます。
特に2・3歳頃の子どもは、足が床にしっかりつくかどうかがとても重要。足がぶらぶらしていると、食事や遊びに集中しにくくなるだけでなく、体への負担も大きくなります。足置きがしっかりあれば、姿勢が安定し、自然と背筋が伸びて呼吸もしやすくなります。
さらに、座面の高さを調整できると、テーブルの高さに合わせて最適な座り心地を確保できます。これによって「お絵かきタイム」や「おやつタイム」も快適で楽しい時間に。椅子選びの際は、座面や足置きの高さを子どもの成長に合わせて調整できるかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね!
椅子の角が丸く加工されているデザイン
安全性の面で角が丸く加工されているデザインがおすすめです。
子ども用の椅子であれば、ほとんどが丸く加工されていて安全だと思いますが、大人用の椅子を代用する場合はしっかり確認しましょう。
足や頭、手をぶつけてもケガのリスクを減らすことができます。
掃除のしやすさ
食べこぼしは日常茶飯事。掃除がラクな設計かどうかも、選ぶポイントです。
お手入れのしやすさを重視するなら、プラスチック製や表面に防水加工が施された木製がおすすめ。
食べこぼしや飲みこぼしもサッと拭き取れて、いつでも清潔を保てます。
部屋に合うデザイン・色味も重要
子ども用椅子には、木製・プラスチック・スチールなど、さまざまな素材があります。
インテリアになじむ色味やデザインは、ママの気分も上がりますよ♪
ぜひ、おうちのスタイルや使い方に合わせて素材選びを楽しんでくださいね。

我が家の椅子は全部ダークブラウン統一♪
子ども椅子であっても、大人まで座れる椅子だと重宝するから本気で選んだよ!
後ろから押しやすいか?
私は「うしろから押しやすいか」重視ししました。
幼児の頃は自分で上ることはできるのですが、床に足がつかないため、自分で椅子を机に引き寄せることができません。そのため、親は後ろから机側に椅子を押す必要があります。
この時、椅子の下の方にバーがあると足の脛が痛かったりします。もちろん、力の強いパパママは気にしなくていい点ですが、運動不足で力の弱い私は自分の身体で押すため、足元に邪魔なバーがないか、チェックしました。
私が選択肢から外したのは、以下のようなハイチェア。

後ろから押すとき、後ろのバーが足の脛にあたって痛いの…。。。
テーブル付きが必要な時期は重宝するんだけど、一緒にダイニングテーブルでご飯を食べる時期にはおすすめできない椅子です。
ベルトの必要性
2歳頃になるとベルトが不要になることが多いと思われます。
性格や成長度合いにより必要な場合は、チェアベルトを併用するとより安心です。
座ることに慣れてきたとはいえ、まだまだ危なっかしい年齢。安全に配慮された椅子を選ぶことで、日々の生活をより安心・快適に過ごしましょう。
【厳選】2・3歳におすすめのベビーチェア4選
ここでは、大人まで長く使える椅子ママ目線で「これは使いやすい!」と思えるおすすめの椅子を、価格帯や特徴とともに詳しくご紹介します😊
ニトリ(私の購入品)
コスパNo.1✨ニトリ&yamatoyaのハイチェア

店舗で置いているお店は少ない?ない?ので、口コミを信じての購入がおすすめです。
こちら、yamatoyaのOEM製品という安心感❤
OEMとは、製造メーカーが他社の名義やブランドの商品を製造することです。
つまり、子ども用椅子ブランドで有名なyamatoyaがこちらのニトリの子ども用椅子を製造しているということです。実際購入し、送られてきたとき、段ボールに「yamatoya」の記載がありました。
こちらの椅子のメリットとしては以下になります。
①椅子と踏み台の高さ調節ができる
→第一の条件クリア!!
②大人まで使える
→耐荷重60kgと大きくなるまで使える
③yamatoyaのOEM製品
→ブランド物で安心!
④子どもが椅子に乗っている状態でダイニングテーブルに近づける時、足の脛が痛くない
⑤コスパ最高!!!
→安く購入したい節約ママには嬉しい
私が考えるデメリットはこれ。
①私が下手だったのか、1回でうまく組み立てられずガタガタした。
→調整して使えるようになりました。
②高さの調節はできるけど、ネジでの調節なので少し面倒。
→5センチ幅なので、高さ調節の頻度は低い。
→高さ調節がしやすいのは以下に出てくるサイベックス製品のみ。その他は同等。
③耐荷重は60kgと大人全員が座れるわけではない。
→80kgの夫が座っても壊れないけど、真似厳禁!
④配送に時間がかかるかも
→購入してから届くまで1か月くらいかかることがあります。いつ頃届くか、その日時が許容できるか確認しておきましょう。
⑤椅子にベルトがない
→椅子に立ってしまう子にはまだ早い
⑥テーブルがついていない
→お茶・スープ系の食べこぼしが多い子にはまだ早いかも。お茶・スープ系をダイニングテーブルにこぼされると掃除が大変なので、椅子についているテーブルにこぼしてもらった方が掃除しやすいです!椅子についているテーブルは真ん中が低くなっていることが多く、”受け”てくれます!
このデメリットを許容できるのであれば、ニトリのベビーチェアおすすめです!
11,900円で送料無料でさらにポイントがついてくるので、こちら購入される方は楽天での購入がおすすめです✨
yamatoya スクスク
コスパよりしっかりしたブランド物がいい!
という方におすすめなのが、yamatoya スクスクシリーズ!
価格が比較的リーズナブルなブランドチェアです✨
スリムは、すくすくチェアGLよりも2,000円程安い。
スリムは幅が6cmスリムになり、対象年齢10歳くらいまでなので、すくすくチェアGL買っておくと安心です❤
気になるデメリットは、
①ベルトの汚れが気になる
②子どもが立ち上がってしまう
③木の色に個体差がある
④組み立てが面倒
⑤調整が大変
などでした。
一番心配なのが②の子どもが立ち上がってしまうこと。
3歳くらいになると落ち着きますが、0・1・2歳のことはあると安心なのが、チェアベルトです。
赤ちゃんの立ち上がりや抜け出しを予防してくれるので、さらに安全に使用することができますよ♪
個人的には、1人目に一番おすすめハイチェアです❤
サイベックス
ベビーチェア選びをしていて、あこがれるのがサイベックス!
私自身、実は、サイベックスを買おうとしてました。
まず、サイベックスのメリットを3つ挙げると、
①おしゃれ!
→かわいくておしゃれな椅子。他の椅子は座面に穴が開いてたりするけれど、それがない!
②座面の高さを変更しやすい!
→高さの変更は簡単No.1でほんと一瞬!!楽です!!
③メルカリで高価格で売れている!
→使用しなくなれば転売すればよいと割り切れる。
サイベックス第一候補だったので、デメリットを探しまくりました。
サイベックスのデメリットを探しまわった結果がこちら。
①座っている椅子が剥げやすい使ってる
→友達数人いるんだけど、みんな1年以内に座面が剥げてるイメージ…
座ってるから気にならないという方は心配しなくてOK!
②フローリングが傷つくことがある
→これはチェアマットをひいて対策すればOK!
③ダークブラウンがない
※私の好み
友人が購入していていたので、見させてもらうと、1年も経っていないのに結構なはげ具合・・・。
大人まで使える椅子とうたいつつ、見た目は1年も持たないのか・・・と諦めました。
座ってる部分だから気にならないよという方には、おすすめです!
サイベックスのベビーチェアは、フローリングが傷つきやすいので、チェアマットをひいて対策練ってくださいね✨
【参考】0歳から使いたいママはこちら
椅子+テーブル付きの3セット。
※0歳1歳は食べこぼしがひどいし、自分で食べられないから、テーブル付きがおすすめです。
ストッケ トリップトラップ STOKKE TRIPP TRAPP
お値段気にしないなら、しっかりしたストッケのベビーチェアもおすすめです!
こちら名入れもできて、Myチェア感がさらに出ます!!
椅子は安心の7年保証!!素敵すぎます✨
デメリットは
①値段が高い
②後ろの足に引っかかる
→他の椅子の口コミにも書かれている内容
③木の色に個体差がある
→ストッケさんが対応してくれることも✨
失敗したくないのであれば、ストッケはものすごくおすすめです!
【参考】0歳から使いたいママはこちら
座るのが不安定、立ち上がり抜け出し防止にこちらの椅子が必要になります。
自分で食べられるようになるまではテーブルも購入しておくのがおすすめです。
ベビーハイチェアを使用する時にあるといいもの
椅子を購入する際、一緒に購入をお勧めしたいのが、チェアマットです。
特に、サイベックスをご購入の方は床が傷つきやすい可能性があるので、チェアマットのご購入をおすすめします。
まとめ|自分の子どもに合った椅子選びを楽しもう
子ども用椅子は子どもにとって、大切なアイテムです。
姿勢は一生もの。小さい頃から正しい姿勢で居続けられるよう、子どもに合った椅子を選びましょう。
椅子の形・安全性・掃除のしやすさ・デザイン・色・価格など、いろいろな要素を比べながら、ぜひお子さんにぴったりの椅子を見つけてくださいね♪