赤ちゃんの頭のかたちが斜めになっていたり、平らすぎたら、「これって大丈夫?」「ヘルメット治療って必要?」「ヘルメット治療って高額って聞くし…」と悩んでしまいますよね。
私自身も、まさにその一人でした。
「赤ちゃんの頭の形が気になるけれど、どうしたらいいの?」と悩んだとき、まずは必至で情報収集をしました。
「どうやったら頭の形が良くなるのか」調べて実践してみたものの、良くなる気配はなく、むしろひどくなっているように感じる日々。
生後5ヶ月になり「わが子にヘルメット治療が本当に必要なのか」具体的な話を聞いてみたいと考えるようになりました。
そこで、私が最初に起こしたアクションは 「赤ちゃんの頭のかたち相談室」で相談すること でした。
「赤ちゃんの頭のかたち相談室」とは?
「赤ちゃんの頭のかたち相談室」は、日本発のヘルメット「クルムフィット」を取り扱っている株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが運営している相談窓口です。
こちらで相談しても、ヘルメット治療を推奨されることはありません。
この相談室では、 フリーダイヤルで気軽に電話相談できるのが魅力。
メールでの問い合わせも可能ですが、頭の中が整理できていなかった私は気軽に話を聞きたかったため、電話で問い合わせました。
「赤ちゃんの頭のかたち相談室」で聞いた内容
ここからは、私が実際に相談したこととその回答を書いていきます。
赤ちゃんの頭の形は改善するか?
「赤ちゃんの頭のかたちは自然に丸くなると言いますが、本当に改善しますか?」と聞いたところ、
まず、その前に赤ちゃんの頭のかたちが気になる原因として、大きく2つのケースがあると説明を受けました。
その2つのケースとは以下の2つ。
- 頭蓋縫合早期癒合症という病気が隠れているケース
- 外から圧力が加わることで頭のかたちが変わるケース
1つ目の「頭蓋縫合早期癒合症」の場合は、発達面に遅れ等が生じる可能性があるため、早期に適切な治療を受ける必要があります。
2つ目の「外から圧力が加わることで頭のかたちが変わる」場合は、赤ちゃんの頭の変形が軽度であれば成長とともに目立たなくなってくることあるけど、中等度以上のゆがみである場合は自然に改善することは難しいとのことでした。
まずは、赤ちゃんの頭のかたちの歪みがどちらのタイプであるかを知ることが大事だとのことでした。
病院で測ってもらうのと、アプリで計測するのとでは差があるか?
アプリでの測定は 目安程度として考えたほうがよいとのことでした。
- 子どもの 耳や鼻の位置を合わせて撮影するのは難しく、測定のたびに結果が変わることがある。
- アプリで「軽度」と出ても、 実際には中等度以上のゆがみがあるケースもある。
- 正確な診断には 専門医の受診が必要。
とのことでした。

私自身、アプリで測定して病院での測定と同じ結果(重度)だったこともあるけど、軽度の結果が出たことがあるから納得。
ヘルメットを嫌がり、ヘルメット治療ができないケースはあるのか?
開始時期や個人差によって嫌がる子どもはいるけど、子どもの順応力は高いので、慣れてくれるケースが多いとのこと。
ヘルメットを被ることが子どもにとっての「当たり前」になり、お風呂あがりに子ども自らヘルメットを指さし「かぶる」と意思表示をされる子もいるとのことでした。
ただ、ある程度月齢が進んでからヘルメット治療を始めた場合、1歳ぐらいになると自分で外してしまう子どももいるようです。
その場合、寝た後にヘルメットを被せるなどの工夫をしながら治療を継続されているケースもあるようです。(寝ている時間に被ることが治療の上で大事です!)

高いお金払って作ってるのもあり、親が頑張って被せるから、100人に1人もいないって聞いたことあるよ。1歳くらいになると、うちの子も少し嫌がり始めてたなぁ。
ヘルメットの重さは?
実際は子どもの頭のサイズによるオーダーメイドのため重さは全員異なりますが、だいたい100~160g程度とのことです。

なんと軽い!!他社のメーカーの半分~3/5くらいの軽さ!重いと成長が遅くなって心配するケースがあるから、軽いに越したことない✨
ヘルメットは試着することできるか?
「試着で子どもにかぶらせてみて、嫌がったらやめよう!」と思い、試着が可能かどうか聞いてみました。
すると、
「すべてオーダーメイドによるヘルメットのため試着はできません。各医療機関にはサンプルのヘルメットが置いてありますので、重さや手触り、製品のお色などを実物大のヘルメットでご確認いただくことが可能です。」
とのことでした。
オーダーメイドだからね、、、
頭の形が気になっているが、今後どのように進めるのがいいか?
まずはしっかりとした設備のある病院で適正な診断を受けることをすすめられました。
理由としては、向き癖ではなく、「頭蓋縫合早期癒合症」といった頭蓋骨の病気が原因で頭のかたちがゆがむことがあるからです。この頭蓋骨の病気が原因の場合、適正な治療を行わない場合は脳の発達に影響が出る可能性があります。早期発見・早期治療がなにより大事なポイントとなるので、ヘルメット治療ありきではなく、まずは病院で相談することが大切とのことでした。

病気じゃないと言ってもらえたら、ひとまず一安心できるよ!
しっかりとした設備のある病院では、医師が頭のゆがみの度合いも診てくれます。
頭のゆがみの原因が「向き癖」である場合、頭のかたちを計測し、数値として見える化してくれます。
ゆがみの程度が「軽度」の場合には、「ヘルメット治療せず、ホームケアで様子を見ましょう」と医師から言ってもらうことで、安心が得られます。
ゆがみが中等度以上の場合には、ヘルメットを装着して頭のかたちを矯正する選択肢が浮上します。
ヘルメット治療は首が座った頃(生後2・3ヶ月)から生後7ヶ月頃までに治療を始めると、矯正効果が出やすいと言われてます。
また、子どもが高月齢だったとしても、発達発育には個人差があるため、まずは早めのご受診が大事とのことでした。
医療機関の紹介
「住んでいる市」や「住んでいる最寄り駅の路線」を伝えたところ、「お近くの医療機関を紹介いたしますので、一度ご受診なさってください。」と医療機関を教えていただきました。

紹介状が不要で、初回保険適用で小児医療証を使用して無料で診断してもらえる病院を教えてもらえたよ✨
医療機関を紹介してもらってから病院へ行く場合と、自分で調べてから病院へ行く場合、紹介料等費用面の差はありますか?
「赤ちゃんの頭のかたち相談室」からの紹介で医療機関に行った場合と、ご自分で調べて医療機関に受診した場合とで、費用面の差はないです。
赤ちゃんの頭のかたち相談室に相談してよかったこと
専門の医療機関を紹介してもらったこと
正直、医療機関を調べるだけならネットですぐ調べることができます。
赤ちゃんの頭のかたち相談室では、乳児医療証を利用して無料で受診できる近くの行きやすい病院教えていただけました。
ヘルメット治療は保険適用外のため、初診から支払う必要のある病院があります。また、大きい病院の場合は紹介状がないと選定療養費が必要になるケースがあります。
ネットで「場所」「選定療養費の有無」「初回の診察費用」「口コミ」の情報を探し回り続けるのも大変なので、「赤ちゃんの頭のかたち相談室」で相談してよかったです。

私が相談したのは、病院に行く決断できてない時でした。だけど、病院行きたくなったときにすぐ電話して予約できるよう、近くの医療機関を教えてもらったよ。1歩前に進めたと少しホッとしたのを覚えています✨
不安を聞いてもらうことで、頭の中の整理ができた
私の場合、夫・小児科の先生方・周囲の方々から「このくらい普通だよ~。よくいるよ。」と言われていました。
危機感を持っているのは私だけ。。。
もやもやが募ったまま、生後5ヶ月になり、頭のかたちも悪く心配な日々を過ごしていました。
専門の病院によっては、予約が1か月先になるケースもあると聞きます。
実際、私は3週間先の予約しか取れなかったことがありました。
時間が経てば経つほど、頭のかたちはひどくなる可能性があります。
ヘルメット治療するなら早い方がいいとよく言われているのに、予約までの3週間はなかなか辛かったです。
ヘルメット治療をすべきか悩んでいるなら、一度話を聞いてもらうのをおすすめします。
自分の知らない新しい情報を得ることができるかも!?
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